オンラインカウンセリング日記から

自分の見方を変える必要性とは、自分が見たいように見ていた世界をきちんと現実的に把握することができたり、そこで今まで知らなかった自分と出会っていく。

私もやれば出来るという思いが芽生えてきたり、違った世界と出逢えてくる。今まで感じたことのない気持ちや、満たされた気持ちになれる。この人と話せて良かった。この人に会えて良かった。あの人は私と同じ考えだったという安心感に包まれていく。ちょっと怖いけれど、不安だけれど、自分の気持ちを話してみたら相手も同じ気持ちでいたとか、様々な誤解が解けていく。

始まりは誰からやらされていると思っていたという孤独な日々も、それは変わり、ちゃんと自分の価値に気付き、自分の価値として置き換えて日常を過ごしていける。

自分を変えていく。
それは大きな変化であるが故に、変わりたくないという気持ちになるのは当然な流れである。

自分はああなれない、こうなれない。
自分は他の誰かにみたいになれないという気持ちが、自分の心を傷つけ、疲れた心は癒しきれなくなる。

誰かになろうとしなくていい。
自分は自分、他人は他人。

こうゆう人になれば私は満たされるはずだという考えから、自分自身を何者かに変えて素晴らしくするという事とは、人からの視線が入っていて、もっと人から褒められたい、もっと人から認められたいという自身以外の目線となっている。

あなたは貴方のままで素晴らしくなっていける。

なんとなく心が傷ついたりとか、やっぱりこのままじゃダメだ、私ってやっぱり駄目だと考える時こそ、誰かと比べる自分がいたりしないか？と立ち止まって欲しい。
あの人はこんなに素敵なのに、なんで私はこうなの？という自己実現の方法ではなく、
あくまで自分自身が目指す場所を目指していく。そうする事で、悲しみや自分は出来ないという自信のなさから解放されていくものである。

疲れた。そう感じた時こそ一度止まるべきである。

廣野紗梨衣(Shirley Hirono)

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