オンラインカウンセリング日記より

何故今ある辛さという感情をじっくり味う事をカウンセラーは勧めるのか？

それは今、何に、どんな事につらさを感じているのか？と自分の感情や思考などに気持ちを巡らせながら、隅々までつらいと感じている自分を受け入れ理解するためである。
辛さとは、苦痛であり、多くの人はその苦痛から逃れたいと苦痛の原因を深く理解しないまま、目を背けてしまう。

自分がいったい何を辛いと感じているのか？
その理由や原因、目的などをしっかりと理解できていなければ、根本的な解決に至ることは出来ない。　
もしくは先延ばし行為をする事で、アルコールなど刺激物へと依存する状態を招き、やがて身体は壊れていく。

だからこそ、まずはじっくりと、つらいと感じている事を味わい尽くし、「自分」をしっかり理解していく大切さを知ってほしい。
その中で「それでいったい自分はどうしたいのさ？」と自分自身に問うてみる。

今の生き方は辛いけれど、それでも、そのまま今の人生を生きていきたいのか？
それとも、この今の生き方を変えたいのか？
…とこれからの在り方に近づくようひとつひとつ答えを出していく。

無論これらのことを一人で行うのは難しいものであり、無理にひとりで続け余計に苦しみへと向かわないよう、カウンセリングという形でサポートをしてもらうと効果的であろう。

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